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本記事では、このような疑問にお答えします!
この記事の内容は以下の通りです。
英検ジュニアのグレード3種類について
英検ジュニアグレード別の問題の傾向と覚えておきたい語彙について
英検ジュニアの独学方法とおすすめの教材について
日本に住んでいると、お子さんの英語の実力を知る機会は中々ないもの。そんな方におすすめなのが、英検ジュニアです。
英検ジュニアの問題はリスニングのみ。
絵を見て該当する答えに◯をつけるだけなので、幼稚園児でも力試しができます。
私は英会話講師として多くの生徒さんの英検ジュニア対策に関わる中で、子どもたちが実際にスコアを手にして、さらに英語に対するモチベーションを上げていく姿を見てきました。
今回は英検ジュニアの種類や傾向から、ここだけは抑えておきたいポイント、家庭で取り組む際におすすめの教材まで、詳しく解説していきます。
結論からいうと、英検ジュニアは独学で全く問題ありません。
本記事ではおうちでできる対策法についてもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
▼おうち英語学習に効率的な5ステップを具体的に解説しています!
英検ジュニアのレベルって?
英検ジュニアはブロンズ・シルバー・ゴールドの3つのグレードに分けられます。対象は以下の通りです。
ブロンズ:小学校低学年を対象(初めて受験する児童)
80%以上正解した児童)
シルバー:小学校中学年を対象(ブロンズを受験して80%以上正解した児童)
ゴールド:小学校高学年を対象(シルバーを受験して
ブロンズの受験の目安とされているのは以下の通りです。
- 小学校での英語活動:1年半〜2年程度
- 塾などでの学習(50分のレッスンを週1回受けている場合):半年〜1年程度
- その他:家庭学習している未就学の児童
つまり未就学児でも英語に触れる機会が持てていれば、チャレンジする価値は十分にあります。
どのグレードから受験すれば良いか悩む・・という方は、ダブル受験がおすすめ。
ブロンズとシルバー、シルバーとゴールドのように隣り合わせのグレードに限り、同時に受験が可能となっています。
ただし、ペーパーでダブル受験をする場合は、午前・午後の部に分けて1日で受けなければいけないので未就学児だと集中力が持たないことも。
無理をさせずに「できた!」「楽しい!」という気持ちを大切にしたいですね。
英検ジュニアって何歳から受けられるの?
先にも述べたように、英検ジュニアは音声を聞いて、適切なイラストに◯を書くことができる年齢なら何歳からでも受けることができます。
私が勤めていた英会話スクールでは、4歳あたりでブロンズに挑戦する子が多く、年長あたりでシルバー(早い子でゴールド)を受験する子が多かったです。
英検ジュニアの大きな特徴は合否で判断せず、正答率でスコアが出ること。
厳密には正答率が80%を超えると賞状がもらえるので、そのあたりが一定のラインではあるのですが、「英検ジュニアを受けることで子供が自信喪失したらどうしよう」という心配は要りません。
例え正答率が低くても、これだけ頑張れたという結果をまずは誉めてあげましょう。
ポイントとなってくるのは、試験時間です。
- ブロンズ:約30分
- シルバー:約35分
- ゴールド:約45分
前述の通り、試験はオールリスニング。未就学児の場合は机でじっとしているというのも中々難しいものです。
つまり、上記の試験時間の間、子供の集中力が持つかどうかが重要だと言えます。
以前受け持っていた、リスニングやスピーキング・・どれを取っても理解の早い年長の生徒さん。
正直「ゴールドでも正答率80%は余裕だろう」と思っていました。
でも試験の後半は目の前の鉛筆で遊び出してしまい・・。
集中力が切れた後半の問題だけ、著しく正答率が低かったです。泣
しかし、試験やテストというものに慣れておくのも大切なこと。試験の間じっと座っているというのは就学前の良い練習にもなります。
グレード別・問題の傾向と覚えておきたい語彙
実際にどんな問題が出るのかは重要なポイントですよね。
まず、英検ジュニアはペーパーでもオンラインでも、オールカラー。問題用紙は全てイラストがついています。
実際のコミュニケーションとはまた少し違って、英検ジュニアでものを言うのはどれだけ語彙を知っているかです。
知っている語彙が出題されると、子供は安心するもの。
また出題は全てイラストなので、語彙さえ知っていればクリアできるような問題も多いです。
グレードが上がるにつれて応答力なども問われるようになりますが、語彙の習得量がどのグレードを受験するかの指針の一つとなります。
ここでは、問題の傾向と覚えておきたい語彙をグレード別に解説していきます。
英検ジュニア・ブロンズ
英検Jr.ブロンズの問題は、簡単かつ身近な言葉や挨拶、会話がメインで出題されます。
小問題は40個問(大問数は7問)で編成されています。
日本英語検定協会によると、ブロンズを受験にするに当たって覚えておいた方が良い語彙は以下の分野となっています。
- 食べ物
- 動物
- 色
- 時や天候
- 体の名称
- 乗り物
- 日常生活で使う基本的な動作など
英検ジュニア・シルバー
シルバー・ゴールドとブロンズの大きな違いは、文字が出題されていることです。
つまり、ある程度単語を読めるレベルにまで達しているかが重要となります。
また、言われたことに対して適切な応答ができるかもチェックポイントとなります。
英検Jr.シルバー以降の英会話は、自分で体験するのが一番定着しやすいです。
そんなに難しい構文は出題されないので、おうちの方でも十分にカバーできるはず。
教えられる自信がない!という方はオンライン英会話という選択肢もあります。
>>子ども向けオンライン英会話はどこがおすすめ?元英会話講師が厳選!
英検Jr.シルバーの小問数は45問(大問題数は9問)となっています。
受験にするに当たって覚えておいた方が良いとされる語彙は以下の分野です。
- 趣味
- スポーツ
- 余暇
- 店や公共施設
- 学校施設や学用品
- 行事やクラブ活動
- 近隣にあるもの
- ものの性質や状態に関する言葉
- 遊びに関する動作など
英検ジュニア・ゴールド
英検Jr.ゴールドになると、ある程度まとまった文章(3文以上)を聞き取る力が問われます。
また5W1H(what ,why , where, when, who, how)の疑問文に応答できるかも重要なポイントとなります。
また、小問数は50問(大問題数は9問)となっています。
英検Jr.ゴールドを受験にするに当たって覚えておいた方が良いとされる語彙は以下の分野です。
- 程度や数量に関する言葉
- 職業
- 海外生活や旅行先で必要なもの
- 自然環境
- 身近な社会生活に関するもの
- 日本や外国の文化に関するものなど
英検ジュニアは独学で乗り切れる?
英検ジュニアの対策は、基本的に英会話スクールでも自宅でもやることはほぼ同じです。
実は英検ジュニアは過去問を公表していないため、日本英語検定協会のサンプル問題を解くか、模擬問題を解いてみることが1番の対策になります。
ここでは英検ジュニアの受験前にやっておきたいおすすめのドリルを2つご紹介します。
①はじめて受ける 英検Jr.スーパードリル
こちらのドリルは、英検ジュニアと同じ形式で練習問題が出されています。
さらに、英検ジュニアで出題される語彙を楽しく覚えらえるアクティビティがついているため、グレード別に応じて覚えておきたい語彙を無理なく網羅することができます。
出題される語彙は網羅するに越したことはありません。
また模擬試験も2回分ついているので、試験の解き方に慣れておくと言う意味でも非常に使い勝手の良いドリルとなっています。
②英検Jr.オンライン版・ラーニング教材
こちらは日本英語検定協会が提供している公式のラーニング教材。ドリルやゲーム、模擬テストがオンラインで体験できます。
ゲームの内容は、語彙を覚えるのに最適。
例えばスーパーマーケットなら野菜や果物の名前などを聞くことができ、その後はシャッフルゲームなどで問題が出題されます。
間違えた問題は優先的に繰り返し出題されるのも、デジタルならではのメリット。
これにより、苦手をしっかり克服することができます。
また英検Jr.の模擬テストは240問収録されているので、本番さながらの試験対策ができるのも魅力ですね。
ペーパーテストではなくオンラインで受験する予定の方は、必要なパソコンの操作(クリックなど)を覚えられるメリットも。
ラーニング教材は、使用期間を1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月から選ぶことができ、それぞれ値段が変わります。
また、英検ジュニアテストとセットになったフルパックもお得になっています。
お値段は以下のようになっています。
英検Jr.オンライン | テスト | ラーニング | フルパック(ラーニング+テスト) | ||||
有効期限 | 3ヶ月 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 | 1ヶ月 | 3ヶ月 | 6ヶ月 |
ブロンズ | ¥2,300 | ¥2,000 | ¥3,900 (¥1,300/月) | ¥6,000 (¥1,000/月) | ¥3,900 | ¥5,400 | ¥7,300 |
シルバー | ¥2,500 | ¥2,000 | ¥3,900 (¥1,300/月) | ¥6,000 (¥1,000/月) | ¥4,100 | ¥5,600 | ¥7,500 |
ゴールド | ¥2700 | ¥2,000 | ¥3,900 (¥1,300/月) | ¥6,000 (¥1,000/月) | ¥4,300 | ¥5,800 | ¥7,700 |
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まとめ
・英検ジュニアはブロンズ、シルバー、ゴールドがあり、何歳から受けても良い
・英検ジュニアは合否ではなく正答率でスコアが出るため、力試しとモチベーションアップに最適
・英検ジュニア対策で注力すべきは、まずは知っている語彙の量を増やすこと
・英検ジュニアは独学でも十分乗り切れる!まずはテストと類似しているドリルがおすすめ◎
いかがでしたか?
幼児期の英語は、結果が中々目に見えにくいもの。
特に家庭で英語学習をしている場合は、英検ジュニアは理解度を測るいい機会です。
ぜひ気負うことなく、気軽にトライしてみてください。