〈景品表示法に基づく表記〉本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれている場合があります。
幼児期から英語を始めた方が良いと言うのはなんとなくわかるけど・・。何から始めたら良いのかわからない。
このようなお悩みを解決します。
本記事では、おうちでできる英語学習を以下の5つのステップに分けて解説します。
- STEP1大量のインプットをする
- STEP2語彙力を身につける
- STEP3フォニックスとサイトワーズをマスターする
- STEP4オンライン英会話を使って実践練習をする
- STEP5リーディングにチャレンジする
このステップを十分に行うことで、幼児でも2年程度の学習で英検5級(中1レベル)に合格できる程度の英語力は身につけられると思っています。
この記事の執筆者である私は、元英会話講師としてたくさんの子どもたちの英語レッスンを担当してきました!
元某大手英会話スクール講師
中学校・高校教諭第一種免許(英語)取得
海外インターン経験者/第二言語習得論などを主に専攻
今回は私が現場で培った経験をもとに、できるだけお金をかけずに取り組めるおうち英語の学習方法をわかりやすく解説していきます。
学習方法だけではなく、具体的な使用アイテムや無料でダウンロードできる教材についてもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読み進めてください!
STEP1:大量のインプット
・英語用CD
・読み聞かせ用英語絵本
・youtubeや海外アニメ
まずは英語のシャワーをたっぷり浴びせてあげましょう。
良質なインプットなしに、バイリンガルは絶対に育ちません。
「耳を英語に慣らす」のがここでは重要。
CDや動画・アニメ、絵本などを使って楽しんでいきましょう!
おすすめのyoutbe動画はこちらで紹介しています。
おすすめBGMはこちらの記事でおすすめしています。紹介している音楽は、Amazon musicで聴くことができます。
「ずっと聞き流しているのに、ちっとも英語を話すようにならない」という保護者の方もいらっしゃいますが、それは当然。英語教育で一番ご法度なのは、結果を急ぐこと。
実は日本語話者である私たちが英語を習得するのは、他国と比べても難易度が高いと言われています。
2,200時間と言っても、1日2時間で、約3年ほど。
おうちで過ごす時間が比較的長い幼児期なら、2時間くらいの聞き流しはできそうな気もしませんか?
聞き流しを続けることで、着実に英語のリズム回路は養われています。もちろんそれだけでは不十分なので、その後の対策については以下のステップでご説明します。
STEP2:語彙力を身につける
・ピクチャーディクショナリー
・フラッシュカード(自作)
知っている語彙(単語)の量を増やしていきましょう。
「単語を覚える」という泥臭くて終わりの見えない作業。嫌気がさしたことがある人もいるかもしれません(笑)ですが、ある程度の語彙力があるか否かというのは理解力にかなり影響します。
幼児期なら上記のアイテムで楽しく語彙を増やしていくことができます。
STEP1のインプットと並行していくことで、英文や英語の歌を聞くときに言葉の塊を意識する力を養います。インプット用教材と連動していると一番効果的ではありますが、そのようなセット教材は高額なものが多いです。
ここでのポイントは、日本語訳がついていないものを選ぶこと。
実は、対訳で覚えるのは日本人の悪しき習慣。と言うのも、英会話は聞いた英語を日本語に訳すことではなく英語のまま瞬時にイメージとして捉えることが大切だからです。
おすすめはピクチャーディクショナリーとフラッシュカードです。
ピクチャーディクショナリー
ピクチャーディクショナリーは、幅広いジャンルの単語を習得できるのでおすすめ。
色々な種類がありますが、すでにひらがなを習得済みのお子さんに手渡すなら日本語の対訳が入っていないものを選びましょう。
私自身が英会話スクールで教材として使用していたのはこちらです。
絵柄がいかにも海外!と言う雰囲気ではありますが、ゆくゆく英語絵本などを導入していくことを考えて、慣れておくのも良いでしょう。
ちなみに、大人のやり直し英語にもピクチャーディクショナリーはおすすめです!
フラッシュカード
フラッシュカードは、市販のものを使うのが手っ取り早いでしょう。
ディズニーワールドオブイングリッシュやワールドワイドキッズなどの連動型教材には、フラッシュ(単語)カードがセットになっているものもあります。
自作の手間を惜しまないという方であれば、
ちびむすのような無料サイトでダウンロードするのも良いでしょう。
最初はおうちの方が発音しながら、一枚ずつカードを見せていきましょう。難しいことにこだわらず、絵と名前が一致するようにしてあげればOKです。
慣れてきたら絵だけ見せて、お子さんに発音してもらいます。カードを使ってカルタのように問題を出したりしても楽しめます♩
ちなみにここまでの段階で英検ジュニアブロンズ級は、簡単に解けると思います。
語彙数が増えてきたら、シルバーを受けてみるのもおすすめ。
STEP3:フォニックスとサイトワーズを学ぶ
・youtube
・アプリ
・必要に応じてフラッシュカードなど
日本の英語教育で不足しているのがこのフォニックスとサイトワードの習得。
アメリカのネイティブの子供たちでさえ、フォニックスとサイトワーズの暗記は、英語を学習し始めて一番最初に取り組むと言われています。
フォニックスとは?
フォニックスとは、アルファベットの持つ音のこと。
習得することで、約7割の単語が読めるようになると言われています。
例えば”g”のアルファベット名は”ジー”ですが、アルファベットの持つ音(フォニックス読み)は“グ”です。
そのため“dog”をアルファベット読みとフォニックス読みにすると以下の通りになります。
【dog】
アルファベット読み: “ディー・オー・ジー”
フォニックス読み: “ドゥ(d)・オ(o)・グ(g)”
このように、正しく発音できるようになるだけはなく、英語を聞いたら正しく書ける力を養えるのもフォニックスの特徴。
フォニックスを学ぶメリットや、おすすめの学習法はこちらの記事をぜひ参考にしてください。
どうしても自宅で教えられる気がしない!と言う人は、フォニックス対応のオンライン英会話を受講してみるのもおすすめ。丁寧に教えてくれますよ!
サイトワードとは?
フォニックスと同時に習得していきたいのが、サイトワード。
サイトワードとは、まさに見ただけでわかるようにしておきたい語彙のこと。
”a” “the” “he”など、「確かに知らないと何も始まらないかも!」と言うような語彙です。
フォニックスの規則性ルールが当てはまらないものが多いので、まさに暗記する形が多いのが難。
ですが、サイトワードを覚えるとその後の理解が確実に早くなります。
九九も覚えるのは大変だけど、覚えないとのちの“分数のかけ算”など解けるわけがないですよね。
サイトワードの具体的な学習方法はこちらを参考にしてください。
STEP4:英会話の実践をする
・オンライン英会話などアウトプットの場
たくさんインプットしてきましたね。
ここからは、実際にどんどん英語を話していきましょう。
少なくとも週に2.3回、英語で話せる人が周りにいるならそれでよし。
そうでなければ、オンライン英会話を使うのがおすすめ。
ここでのポイントは、オンライン英会話を始めるタイミング。日本人はとても真面目なので、実践練習は100%インプットを完璧にしてからと思いがち。
ですが一番効果的なのは、インプットとアウトプットを交互に繰り返していくこと。
ぜひ5歳くらいからは、実践も取り入れるようにしていきましょう。
▼おすすめの子ども向けオンライン英会話はこちらで紹介しています。
まだまだフリートークを楽しめるほど話せなくても心配無用。
教材もカリキュラムも充実しているところを選べば、あとはレッスンを楽しんで、復習をしっかりするだけ。
また言わずもがな、可能であれば親子で英会話を楽しむのもおすすめ。
お風呂の中だけでも英語で質問してみたり、英語の歌を歌う時間にしてみたり。
ちなみにお風呂やトイレの中は子どもも集中しやすいので、アルファベットポスターを貼っておくのもおすすめです!
STEP5:リーディングを楽しむ
・レベルにあった英語絵本(グレードリーダーがおすすめ)
実は幼児にとって「聞く」「話す」力よりも、「読む」力を身につけるのは難易度が高いと言われています。
でも、小学校入学までに英語絵本のリーディングができるようになれば占めたもの。
英語を読むことに抵抗がない状態にできると言うのもありますが、英語離れを防止するのにも効果的であると言われています。
Step1〜4までを順繰りやってきたなら、幼児向け絵本はゆっくりでも読めるようになっているはず。
わからない言葉は、その都度調べず、飛ばし飛ばし読み進めて大丈夫です。
段階的に英語絵本のレベル(収録語彙数)を上げていっても良いですが、絵本のセレクトに
自信がないと言う方はグレードリーダーがおすすめ。
有名どころだとORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)ですが、興味に応じてディズニープリンセスなどのキャラものを選んでも◎。
興味を持って楽しめるものを選んであげましょう!
まとめ:楽しく英語に親しもう!!
ここでもう一度おさらいをしておきましょう。
- STEP1大量のインプットをする今日からすぐに!
- STEP2語彙力をつけるピクチャーディクショナリーやフラッシュカードがおすすめ。手持ちの英語図鑑などでもOK!
- STEP3フォニックスとサイトワーズの習得まずはおうちの人が暗記すると◎フォニックスはアプリやワークでサクッと!サイトワードは根気強く!完璧にしなくてもOK!
- STEP4英会話の実践気軽に話せる英語話者が身近にいるなら週2.3回は話せると良い。いない場合は、オンライン英会話がコスパ良くておすすめ!
- STEP5リーディングに取り組むここまでできたら英語離れの心配はある程度解消!レベルにあった教材を!
いかがでしたか?
日本にいながら英語を習得するのは簡単とは言えません。
でも、対面式の英会話スクールで高いレッスン料を払わなくても、おうち学習で身につけられる数少ない習いごとの一つであるとも言えます。
しかもこの方法をコツコツ実践すれば、週1回の英会話スクールに通うよりも確実に効果が得られるはず。
脳が柔らかい幼少期のうちに「英語」と言う特技を身につけてあげましょう!