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いま通っているスクールの講師が子どもに合っていない気がする・・
これから幼児英語教室に通わせたいが、ネイティブ講師と日本人講師どちらにするか悩んでいる
この記事は上記のようなお悩みを解決いたします!!
昨今では小学校5年生から英語が“教科”となる影響を受けて、
幼児向けの先取り英会話教室が増えています。
一言で英会話スクールといっても、
講師は日本人またはネイティブなのか
オンラインなのか通学なのか
グループなのか個人なのか
など様々な形態があります。
さらには英検対策をしてくれるところやフォニックスに特化している教室など
それぞれの教室に、各々特徴や強みがあります。
私は実際に英会話講師として幼児から大人まで指導経験があり、
多くのネイティブ・日本人講師と一緒に仕事をしてきました。
今回はレッスンの鍵を握っている“講師”に着目し、ネイティブ講師・日本人講師それぞれのメリットやデメリットについて解説していきます。
この記事をお読みいただくと、お子様にはネイティブ講師と日本人講師のどちらが合っているのかがお分かりいただけます!!
結論から言うと、英会話力を磨きたいならネイティブ講師。
綴りや文法など少しレベルアップした内容を学ぶなら、日本人講師がおすすめです。
講師はネイティブと日本人どっちがおすすめ?
巷の英会話スクールでは、以下の3パターンの講師形態がほとんどです。
- ネイティブ講師とのレッスン
- 非ネイティブ講師とのレッスン(※)
- 日本人講師によるレッスン
- ネイティブ・日本人講師両方のレッスン
※非ネイティブ講師とは、母語は英語ではないけれど、第二言語として英語を話す国の講師のこと。普通に国中に英語が飛び交っているので、ペラペラな講師が多い。
フィリピン人講師などが多い。安価でレッスンを受けられるメリットはあるが、人によってはやや訛りがあることも。
今回は通学タイプの英会話スクールで一般的な
ネイティブと日本人講師を比較していきます。
先に申し上げておくと、これはあくまで私が実際に働いていた現場での体験を元にしています。
必ずしも、全ネイティブ・日本人講師がこれらの事例に当てはまるということではないので、ご了承ください。
本家本元!? ネイティブ講師を選ぶ3つのメリット
ネイティブ講師のレッスンを受けるメリットは以下の3点です。
- 本物の英語を聞くことができる
- 盛り上げ上手な講師が多い
- 異文化に触れることができる
生の英語を聞くことができる
なんといってもネイティブ講師の魅力は、生の英語を聞くことができる点にあります。
発音、言い回し(表現)はもちろん、ボディーランゲージや表情の使い方ひとつとっても、やはり母語話者は本家本元です。
特に幼児期は耳が良いので、ネイティブの生の発音を聞かせることに意義があると個人的には思っています。
もちろん非ネイティブや帰国子女の先生は、ネイティブに近いものがあります。
でも独特の訛りがあったり、帰国して長いと日本語のイントネーションと混同してしまう人もいます。
レッスンの質は講師の力量が問われますが、
発音や英語の音という点から見ると、極端な話ネイティブなら誰でもほぼ例外なく綺麗なのです。
そしてなるべくクリアな英語を聞くことが、幼児期には重要だと考えられます。
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盛り上げ上手な講師が多い
お国柄も影響しますが、ネイティブ講師はテンションが高くて子どもを巻き込むのが上手な先生が多いです。
ネイティブの先生がいると、イベントも盛り上がるのでとても助かりました(笑)
小さな子どもは楽しい先生が大好き。
盛り上げ上手な男性ネイティブ講師の周りには、休み時間になってもいつも生徒さんの輪ができて和気あいあいとしていました。
そして、大好きな先生ともっとお話しできるようになりたいからと
レッスンや宿題に一層励むようになった子もいます。
ただし、残念ながらもちろんみんながみんなテンションが高くて楽しいというわけではありません(笑)
こちらについてはデメリットのパートでお伝えしていきますね。
異文化に触れることができる
イースターやサンクスギビングなど、日本には馴染みのない文化や行事についても、体験ベースで子どもたちに伝えてくれるのは、ネイティブの強みであると言えます。
上記のイベントやクリスマスは、一般的に欧米圏の人々は家族で過ごします。
愛情表現もストレートで、家族をとても大切にする人が多いです。
個人的には、このような日本との文化や価値観の違いを幼少期に体感することで
子どもの視野が広くなるのは大きなメリットだと思います。
また、私の勤めていた英会話スクールでは、日本では見たことも聞いたこともないゲーム(不謹慎ながら、名前はHangman game)を、ネイティブ講師が紹介していたことがありました。
こちらは海外の授業でも普通に取り入れられているようで、子どもたちにも大人気。
レッスンの休憩中などに、子どもたちとネイティブ講師で盛り上がる様子も見られました♩
そして何よりも、日本人ではない人と面と向かって話しているというそれだけでも十分な異文化交流ですよね。
ネイティブと触れ合う時間を通して
「コミュニケーションは楽しい・英語をもっと使えるようになりたい」
と思ってくれるのが一番嬉しいですね。
あるある?! ネイティブ講師の3つのデメリット
次に、ネイティブ講師のレッスンを受けるデメリットは以下の3点です。
- やる気のない講師もいる
- 細やかなフォローが行き届かない
- 講師の入れ替えのペースが早い
やる気のない講師もいる
先ほど、テンションが高くて盛り上げ上手な講師が多いと紹介しましたが、そうでない講師も少なくありません。
気分のアップダウンが激しく、つまらない時は本当につまらなさそうな顔をします(笑)
欧米諸国ではバスの時間も適当だったりするのは有名な話。
日本人のように勤勉な国民性をもつ人種は、世界から見ても稀なのです。
私が実際に体験した話ですが、レッスン中のネイティブ講師が顔を真っ赤にし、いわゆる“ブチギレ状態”で教室を出てきたのは一度や二度ではありません(笑)
もちろん国籍や人種による問題ではないですが、
日本人よりも沸点が低い講師が多いというのは正直な肌感覚です(笑)
細かなフォローが行き届かない
ネイティブは言わずもがな英語を母国語としており、また第二言語(外国語)を学んだ経験があるとは限りません。
そのため、日本人が英語を学習するにあたって出てくる
理解できなかったり難しいポイントが、ネイティブにとっても同じであるというわけではありません。
例えば多くの中学生にとって第一関門とも言える“3単元のS”。
(3人称単数形を主語とする場合は、次に来る動詞に“S”をつけるというルール)
ネイティブは幼少期から耳にタコができるほど聞き、
何度も実際に口にしているため、耳や口が覚えているのです。
多くのネイティブは、いちいち
「“私”でも“あなた”でもない誰か一人が主語になるときに・・」
なんて説明はしないでしょう。
もちろん話すスピードをゆっくりに変えるなど工夫はしてくれますが
機転をきかせたり、わからない箇所を説明するようなフォローはできない講師も多いでしょう。
しかし、このデメリットをカバーするために日本人講師が在籍しているのでわからない箇所や疑問に思ったことは日本人講師に相談してみることをおすすめします。
講師の入れ替えペースが早い
これには良い側面と悪い側面があります。
日本よりも転職を通してキャリアアップしていく思考が欧米圏には根強いため、講師自身のキャリアのために、より好条件のスクールへと転々としていくという例。
またもう一方は、自分になんだか合わないなと思って辞めてしまう例。
あるいはビザの関係などの事情(現在の最長在留期間は原則5年)でやむを得ず、といったパターンもあります。
日本人講師にも当てはまることですが、講師の定着度に関しては、会社のマネジメントの力量に左右されるという側面もあります。
しかし講師が変わるということは、うまく引き継ぎができていないとロスタイムが発生することになります。
防ぎようのない問題でもありますが、オンライン英会話ならこうしたストレスも軽減できるでしょう。
やっぱり安心?!日本人講師を選ぶ2つのメリット
日本人講師のレッスンを受ける主なメリットは以下の2点です。
- 意思疎通できる安心感がある
- 細やかなフォローが受けられる
意思疎通できる安心感がある
まず日本人講師は、意思疎通ができる安心感が大きなメリットとなるでしょう。
例えば「トイレにいきたい」という要望ひとつとっても、
英語でなんて言うんだろう・・とあくせくするよりも手取り早いですよね。
(このどうやって英語で伝えるかと悩むのが、大きな成長ポイントではあるのですが・・)
初めての習いごとで不安があったり、親子ともに全く英語を話せないという方は、日本人講師のレッスンを選択してみるのも良いかもしれません。
細かなフォローが受けられる
日本人講師の場合、自身の経験も踏まえて間違いやすいポイントがわかるからこそ、細やかなサポートができるという利点があります。
綴りと音を結びつけていく活動に入るとき、日本語のそれとはルールが違うので、多くの生徒さんは混乱します。
ネイティブはこの規則性も染み付いているので、スラスラとかけてしまうもの。
ですが、日本人はそうも行かないのが現状です。
このような「読み」「書き」に関するレッスンは日本人講師の方が細やかに説明できるなと思いました。
学ぶ内容が複雑になっていくにつれて、論理的に文法などを解説がある方が理解しやすくなっていきます。とはいえ、英検対策とかではない限り幼児期はそこまで意識する必要のないポイントだとは思います。
\綴りと音を結びつけるのにはフォニックスが有効です!/
ここが気になる! 日本人講師を選ぶ2つのデメリット
日本人講師のレッスンを受けるデメリットは主に、以下の2点です。
- 講師によって英語の理解度にムラがある
- レッスン中に日本語が介入しがち
講師によって理解度にムラがある
講師によって、英語をよく理解している先生とそうではない先生がいることも。
英会話スクールによって、講師に求める保有資格はまちまち。
大体は採用面接の際に、筆記テストと実技試験(英会話)を行なっているものの、
明確な採用基準というものは実は曖昧なものです。
講師によっては、発音がネイティブのようにはできない先生も少なくありません。
とは言え、どこのスクールでも厳しい審査を通り抜けた人しか、講師として採用してもらえません。
日本人講師は細やかなフォローができるのが魅力。
日本人講師のレッスンを受ける際は、スキルよりも
どの程度親身になってくれるか・子どものレベルをきちんとわかってくれているかと言った人間性を重視すると良いかもしれません。
レッスン中に日本語が介入しがち
日本語がわかる安心感がメリットである日本人講師。
しかし、それゆえにレッスン中につい日本語でフォローしてしまうことも。
せっかく英会話を習うなら、なるべく日本語の介入なしでレッスンを受けたいですよね。
ですが、文法的な解説などを行う場合は日本語の方が効率が良く、生徒側も理解しやすいという側面もあります。
あまりにも日本語ばかりで英語の話す量が少なく感じる場合は、スクール長などに一度相談してみると良いですね。
まとめ
【ネイティブ講師】
✳︎メリット
①生の英語を聞くことができる ②盛り上げ上手な講師が多い ③異文化に触れることができる
✳︎デメリット
①志が高くない講師もいる ②細かなフォローが行き届かないこともある ③講師の入れ替わりが早い
【日本人講師】
✳︎メリット
①意思疎通できる安心感がある ②細かなフォローが行き届く
✳︎デメリット
①講師によって理解度や技量にムラがある ②日本語を介入しがちである
いかがでしたか?
今回は、ネイティブ講師と日本人講師のメリット・デメリットについてご紹介しました。
冒頭にも書いた通り、ネイティブだから、日本人だからと一概には言えません。
講師も生徒も人間なので、もちろん合う・合わないはあるでしょう。
どのような講師だとお子さんが一番楽しめているか、今回ご紹介したポイントを参考にぜひ観察して見てくださいね♩
素敵な出会いがありますように♩